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俳句作り 6年生 5月17日(金)
6年生が国語で俳句の授業をしました。「今日は二十四節気でいうと何に当たるか」から授業が始まりました。調べていくと今日は「立夏」であることが分かりました。「夏」子どもたちは思わずつぶやいていました。
今日は俳句を作っていきますが、ただ俳句を作るのではなく、「問い」(問いを捉える)→「取り出す」(情報を取り出す)→「まとめる」(情報を組み立てまとめる)→「つくりだす」(相手に分かりやすい形で表す)という学びのサイクルをもとに学習を進めていきました。
「立夏について自分の感じることを俳句で表そう」という問いをもとに、子どもたちは「立夏」について自分が感じることをマッピングを活用して広げていました。気温の変化、服装、食べ物等、いろいろな視点で子どももたちは感じていました。また、友達と交流を柔軟にしていて、友達の考えも自分に取り入れていました。これは協働的に学ぶ良さです。
いよいよ俳句にしていく場面になりました。まとめてつくり出していきます。俳句は短い言葉ですので、言葉の吟味に子どもたちはとても時間をかけていました。しばらくすると先生から「はじめは50点のものでいいんだよ。」という声がかかり、何回も修正、構成し直していけばいいことが分かると、子どもたちの手が動き始めました。「まとめる」と「つくり出す」は、一つの流れですが行き来をしながら作り上げていくことが学びの中では大切です。俳句が出来上がると、出来上がった子から友達と読み合い交流していました。学び方を学びながら、友達と学び合っていた6年生でした。
公開日:2024年05月17日 19:00:00