カテゴリ:★校長日記
新札のお話 -全校朝会- 1~6年生 7月8日(月)

カテゴリ:★校長日記 新札のお話 -全校朝会- 1~6年生 7月8日(月)
0708tyoukai

 今朝の全校朝会では、新札について話をしました。冒頭に子どもたちに新札を見せると、子どもたちはすぐに反応し新札だと声をあげていました。先週7月3日(水)に20年ぶりに改刷された一万円札、五千円札、千円札ですが、実際に見た人がいるか聞いてみると全校でまだ数人で、ほとんどの子が今日初めてでした。改刷されたばかりですので当たり前ですが、一般に流通するのはもう少し先のようです。
 子どもたちには、今回新札に肖像が採用された渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎がどんな人かを話しました。中でも、北里柴三郎は前の千円札の野口英世の師であることを伝えた時は、その関係に子どもたちも驚いていました。子どもたちに紹介するにあたり3人のことを改めて調べてみましたが、広く活躍していてその功績のすばらしさを再認識しました。子どもたちには、時間の都合でその一部しか紹介できませんでしたが、ぜひ自分でも調べてほしいことを伝えました。
 また、新札の偽造防止技術の高さも紹介しました。高精細のすき入れ、深凹版印刷、パールインキ、潜在模様、マイクロ文字、紫外線を当てると光る特殊発光インキの使用、そして今回の目玉である肖像が回転する3Dホログラムです。また、ユニバーサルデザインにも力を入れ、券種を識別しやすくなっています。
 新札の改刷の機会に、関係する日本の偉人や日本の技術等に関心を広げていってほしいと思います。

公開日:2024年07月08日 10:00:00
更新日:2024年07月09日 18:52:51