カテゴリ:★校長日記
始業式 1~6年生 9月2日(月)
始業式を行いました。始業式は体育館で行いましたが、その集合は素晴らしいものでした。私が体育館に入った時には、すでに5・6年生が入場していたのですが、誰もいないかのように静かで、しっかりした姿勢で待っていました。その姿を見てか、後から入ってきた他の学年も同じように待ちました。長い夏休み明けとはとても思えない立派な姿でした。
始業式では、私からはパリオリンピックの話をしました。どの競技も素晴らしいものでしたが、私が特に心に残ったスケートボード競技について話をしました。オリンピックは、国を代表して競い合うので、競技する選手同士はライバルであります。しかし、スケートボード競技を見ていると、競い合っているライバルがお互いの成功を喜び、うまくいかないときもチャレンジしたことを称えたり慰めたりしていました。その姿を見ているとライバルが仲間であり、一つのチームとして競技しているように感じました。オリンピック憲章のモットーに「より速く」「より高く」「より強く」という3つの言葉がありますが、3年前にもう1つ言葉が加わりました。その言葉は「ともに」です。この言葉を、スケートボードの競技の中に感じました。「ともに」。本校の教育活動でも大切にしていることです。学校は一人では学ぶことができないことを多く学ぶことができるところです。子どもたちが支え合いながら、切磋琢磨しながらともに高め合い、自分の良さを発揮していけるよう、この2学期は「ともに」を合言葉に、みんなで頑張っていこうと思います。
児童の言葉では、4年生の代表児童が2学期のはじめにあたり、1学期を振り返り2学期の目標、頑張りたいことを見通しをもちながら話をしていました。自分だけではなく学級みんなで頑張っていきたいということも良かったです。しっかりした言葉でとても立派でした。
公開日:2024年09月02日 10:00:00
更新日:2024年09月02日 15:32:28