カテゴリ:★校長日記
時間の大切さ-全校朝会- 1~6年生 2月17日(月)
全校朝会では、時間の大切さについて話をしました。「86400」この数字は、1日24時間の秒数です。子どもたちには、はじめこのことを示さず「みなさんの銀行口座に、毎日86400円が振り込まれる銀行があります。しかし、1日経つと無くなってしまいます。どのように使いますか。」と問いかけました。無くなってしまうのだったら誰でも無駄にしないで使うとなります。そこで、円を秒に置き換えて考えてもらいました。子どもたちの顔がはっとしたのが分かりました。何かに置き換えてみることで、気付いたことがあったようです。
また、みんなが集合した場での1秒の価値は、どれくらいの時間になるかも考えてもらいました。本校の児童を約240人としたとき、一人の人が全体の場で1秒の時間を余計にとってしまうと、240人分で240秒になり、全体で4分の時間が失われたことになります。1分であると4時間です。子どもたちも考えていました。今日、子どもたちの体育館への集合が早く、全校朝会が2分早く始まりました。2分×240人・・、なんと8時間分も時間を貯金することができました。素敵です。
1秒でできることは、挨拶、姿勢を正す、等たくさんのことがあります。また、意識することで1秒早く行動することもできます。1秒、されど1秒です。誰にでも平等に与えられるのは時間、その時間を価値あるものとして、子どもたちには大切に、有効に使ってほしいと思います。
公開日:2025年02月17日 14:00:00
更新日:2025年02月18日 13:36:54